アルミも錆びる。
アルミニウムは酸素と結びつきやすく、空気に触れて非常に薄い酸化皮膜を作ります。
この自然に作られる皮膜で保護されているので一般的に錆びにくい、いわゆる耐食性が良いといわれています。
しかし、この皮膜は非常に薄いので、環境によっては化学反応で腐食してしまいます。
アルミニュウムの種類によっても錆びやすさは変わります。合金のアルミニュウムより純アルミニュウムの方が錆びにくいと言われています。
アルミニュウムが錆びると、鉄錆びの赤茶色とは異なり、アルミの錆びは白色です。
このアルミニュウムの錆びを防ぐため表面を保護する表面処理、すなわちアルマイトが必要となります。

アルマイトとは
アルマイトは、アルミニウム表面に人工的に陽極酸化皮膜を作る表面処理のことです。
その陽極酸化被膜は酸化アルミニウムAl2O3でアルミナとも呼ばれています。
人工的にアルミニウム表面に酸化アルミニウム被膜を作る事によって、アルミニウムの耐食性、耐摩耗性の向上、および、装飾その他の機能の付加が可能となります。

アルマイトを施すと光反射率が落ちる?
アルミニュウム板材料の反射率が良いものは、国内メーカーのもので、82〜86%(全反射率)です。
これにアルマイトを施すとアルマイトの厚みにもよりますが、反射率は劣化します。
又、国内メーカーでクリヤー塗装を施した材料がありますがその反射率は、75〜81%(全反射率)です。
しかし、海外メーカー品に目を向けてみると、アルマイトやその上に多層蒸着膜(PVD)を施した光反射アルミニュウムは日本国内メーカーより反射率が良いものがあります。
非鉄金属材料に於いて、日本国内メーカーは世界的でもトップレベルと言われていますが、こと光反射アルミニュウム材料に関してはそうではないようです。

光反射率の高い海外メーカーのアルミニュウム板材料
メーカー名:アルメコ(イタリア)
プレアルマイトアルミニュウム材料:【品番名】S103(旧名:ART103)全反射率86%
多層蒸着増反射アルミニュウム材料:【品番名】V95100 全反射率95%